Batch Queue Predictor: FAQ
Q:
このウェブページでは何がわか
りますか?
A:
このウェブページでは、バッチキューでジョブが実行されるまでの待
ち時間予測サービスを提供しています。この予測では、単純に待ち時間が平均
何時間になるかといった予測ではなく、例えばある特定のキューのあるマシン
にジョブを投入したら、何パーセントの確立で最長何時間待つことになるかと
いった確率的な予測を行います。平均待ち時間は例えば複数のジョブ全体につ
いて予測する場合は便利かもしれませんが、この手法はユーザの個別のジョブ
の待ち時間を予測できる点で優れています。
Q:
"Predicted Wait Times (予測
待ち時間)" とは何ですか?
A:
この予測ではquantileと信頼区間
と設定することができます。quantileはあるバッチキューにおける、特定の並
列数の範囲内のすべてのジョブに対する割合を意味します。例えば、
0.75quantileと0.1信頼区間を設定し、予測が300秒であった場合、75%のジョ
ブは10%の信頼区間で待ち時間が300秒以下になることを意味します。ただし、
現在は信頼区間は0.95で固定されています。またこれらの予測は特定のキュー
と自動的に場合分けされた並列度ごとに行われます。従って、同じキューでも
利用するCPU数が異なると予測の結果も異なります。
Q:
ある計算機上でバッチジョブサー
ビスを利用しているのですが、このウェブページはどんなことのために使えま
すか?
A:
トップページの上部から現
在本サービスを利用可能な計算機を選択できます。選択しますと、該当計算機
で提供されているバッチキューについて、待ち時間の上限値がそれぞれある特
定の並列度ごとにテーブル内に表示されます。テーブル内の円とその色で、例
えば、並列度が1から4までの場合、4時間から10時間の最長待ち時間が予測さ
れるといったことが各キューについて表示されます。
Q:
あるキューを利用しているので
すが、このページからは何がわかりますか?
A:
まず、トップページのドロップダ
ウンリストから該当する計算機を選択し、その後表示されるページ で利用す
るキューをクリックしてください。クリックしますと、そのキューの過去と現
在の予測値がグラフとして表示されます。予測は特定のノード数の範囲ごとに
行っており、グラフもそのノード数の範囲ごとに表示されます。グラフのX軸
は時刻を表し、Y軸はその時刻における最長待ち時間を意味し、最近の待ち時
間がどのような値であったを95%、75%、50%のquantileについて示しています。
また、各グラフの右側には、現在の予測を表示しています。例えば、1-4ノー
ドのジョブにおいて95%の予測が45秒であった場合、1ノードから4ノードを使
うジョブを該当キューに投入すると、95%の確立で45秒以内にジョブが実行開
始になることがわかります。
Q:
実際の待ち時間を見ることはで
きますか?
A:
できます。各キューのグラフを表示するページで(トップページ上部のドロッ
プダウンリストから該当計算機を選択し、その後表示されるページより目的の
キューを選択します)、'[more]'とあるリンクをク
リックすると、実際の待ち時間のグラフが表示されるページに移動します。
グラフのX軸は他のグラフと同じく時刻を表し、Y軸は実際の各ジョブの待ち時
間を表しおり、最近の待ち時間の遷移を見ることができます。
Q:
ジョブの最長待ち時間を指定し
て、その確立がどれくらいになるのか予測できますか?
A:
できます。この場合は、95%などの確立を指定して待ち時間を予測するの
とは逆なので、'inverted batch queue prediction'と呼ばれています。まず、
トップページから'See Your Chances'とあるリンクを選択しますと、計算機、
キュー、ノード数、最長実行時間、開始時刻のデッドラインを指定するフォー
ムが表示されます。フォームを埋めて'Calculate'ボタンをクリックしますと、
該当条件を満たす確立が表示されます。
Q:
ここに書いていること以外に聞
きたいことがあるのですが?
A:
ちょっとしたことでも、何か既存のツールに組み込みたいといったことでも
batch queue predictionに関連することでしたら何でも受け付けます。連絡先
は、Dan Nurmi (nurmi@cs.ucsb.edu)まで英語で、もしくは日本語でしたら丸
山直也 (naoya.maruyama@is.titech.ac.jp)まででも構いません。